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DMOなんじょう ミッション

私たちのミッションは、「はじまりの場所を、次の世代と、地域の手へ。」です。

南城は、琉球王国のはじまりに深く関わる場所として語り継がれてきました。その祈りと暮らしは、過去の物語ではなく、今も地域の中に続いています。斎場御嶽に代表される聖地、久高島へ向かう海、集落の行事や日常の営みは、南城が大切に受け継いできた土地と文化の記憶です。

DMOなんじょうは、その価値を地域の外へただ発信するだけでなく、地域の中で守り、学び、引き継ぎ、必要な収益を生み出す仕組みとして整えていきます。観光情報の発信、データの活用、ガイドや人材の育成、地域事業者との連携、斎場御嶽をはじめとする文化資源の保全と体験づくりは、すべてこのミッションにつながっています。

「『観光』を『感幸』に」

DMOなんじょうの合言葉は、「『観光』を『感幸』に」です。

ここでいう「感幸」は、南城を訪れる時間が、地域の文化や自然を大切にする気持ちと結びつき、地域の暮らしにも還っていく状態を表す言葉です。消費だけで終わらない来訪、数字だけで測らない価値、地域の内側に残る循環。そうした考えを、短い言葉に込めています。

「感幸」は、華やかな宣伝文句として使うものではありません。むしろ、地域にとって本当に必要な来訪とは何かを考え続けるための合図です。来訪者数を増やすことだけを目的にせず、文化の静けさ、地域の受け入れ力、事業者の持続性、次世代への継承をあわせて見ていきます。

私たちが目指す状態

1つ目は、地域内の経済循環です。通過型になりがちな来訪を、地域の滞在、食、体験、学び、買い物へとつなげ、地域の事業者に届く流れをつくります。

2つ目は、自然・伝統・文化の継承です。斎場御嶽等の文化資源を、来訪者数だけで評価するのではなく、守りながら伝える仕組みとして育てます。伝承や信仰に関わる内容は、確認できる資料と監修に基づき、断定を避けて丁寧に表現します。

3つ目は、データに基づく運営です。来訪、滞在、消費、情報発信の反応を集計し、定義・出典・更新日を添えて公開できる形に整えます。個人を特定できる情報ではなく、地域の意思決定に役立つ集計データとして扱います。

4つ目は、地域の手に残る仕組みづくりです。外から一時的な仕組みを持ち込むのではなく、地域の事業者、ガイド、行政、専門人材が関わり続けられる形へ、段階的に引き継いでいきます。

このミッションを日々の判断につなげるために、次のページでは、私たちの考え方と意思決定の原則を公開しています。